a2 エンジニア的読書

某SIerに所属するエンジニアの読書記録。個人ブログなので所属組織の見解とは関係ないのでご注意ください。週1本が目標です。

「エンジニアの読書記録」をはじめるにあたって

はじめまして。atsuといいます。1年ほど前に技術系の情報発信を行おうと思い立ってブログを初めてみたものの忙しさに負けてしまい、長続きしませんでした。当時は、はじめから頑張りすぎたのではないかなと反省しております。反省から始まる今回のブログですが、無理せず定期的に自分の言葉を記していければと思っています。まだ技術発信ブログは残っているので、いつか再開出来れば良いかな。

まずは私の経歴

情報を発信するにあたり、自分の経歴を記載できる範囲で記しておきます。組織に所属している身として、細かい中身は記載できませんが、少しでも人となりを知ってもらうことで、「どういう立場」で、「何を考えて」読書をしているのかがより明確になるのではないかと考えています。私と同じような境遇の方は、日本にはたくさん存在していると思います。同じ境遇の方に読んでもらえることを願っています。

さて経歴ですが、私は某システムインテグレータ(SIer)に新卒からずっと所属して早12年経ちます。SIerというと最近では少し印象が良くない風潮だと感じています。しかし、私個人としてはプライムベンダーとして顧客と対話しながら、大規模なシステムの構築を行えることに少なからず一定のやりがいを感じています。もちろん、それだけで100%満たされているかというと、そうではないことも事実です。SIerは外的にも内的にも様々な問題を抱えていますし、日本におけるSIerのあり方が問われているのも事実です。という課題感を持っていることさておき、もう少し詳しく経歴を記載していきます。

私はITアーキテクトという職種で活動をしています。システムエンジニア(SE)と一括りにされますが、その中では様々な役割分担がされており、プロジェクトマネージャー、よりアプリケーションに特化したアプリケーションスペシャリスト、特定のIT技術に特化したITスペシャリスト、私が生業としているITアーキテクトと様々に分類されます。この分類は各SIerで異なることでしょう。ITアーキテクトも細分化できますが、話題がどんどん逸れますので私の職種はITアーキテクトであると認識していただけると良いかなと思います。

入社以来、業務アプリケーションの設計も行いましたし、もちろんプログラミングも経験しています。入社当時は、JavaOracle という環境が多かったですが、現在はどちらかというと、.Net(C#) + SQL Serverでのアプリケーションアーキテクチャ設計が多いかなと思います。クラウドはAzureをメインにしつつ、AWSも少し触るというなんでも屋になりつつあるので、軸を決めないといけなというのが直近の危機感です。プライムベンダーとしてシステム開発を行うことも主導することも重要な役割なので、ある程度のチームを率いて活動することがメインです。(細かいことは機会があれば記載したいと思います)

技術発信ブログを見てもらえるとどういう技術の方向性かはなんとなく読み取ってもらえるかと思います。

読書を始めたきっかけ

幼少期の記憶はそれほど鮮明ではないけれど、読書していたなという記憶はほぼないです。夏休みの読書感想文は一番最後まで残っていてギリギリに仕上げることが毎年続いてましたし。学生時代から社会人の5年目ぐらいまで、本というものに積極的に触れようとしてこなかったのが事実です。

現在は、年間40冊ぐらいを読むペースです。2015年の1月から読書メータというサイトで記録を始めたのですが、今日現在(2018/10/8)までの1300日程で154冊を読みました。もちろん月によって濃淡はあります。忙し時は少なくなりがちです。読書メータの私の投稿へのリンクは最後に記載しておきます。

読書をするようになったきっかけは、ネットの情報だけで仕事をするのに限界を感じたからです。ITアーキテクトという職種上、原理原則を理解していくことが重要になってきます。表面上の技術情報やテクニックはネットでの情報収集の方が優れていると思うのですが、一連の原理原則を体系的に記載していないことがほとんどです。そこで、書籍から情報を取るようになったのがきっかけかなと思います。

そういうきっかけから本屋によく立ち寄るようになり、少しずつ本に馴染んでいって現在に至るという感じです。今では技術書、ビジネス書を中心に読んでいます。(古典とか古書とかも読みたいのですが今はまだハードルが高いかな)

読書記録をつける目的

読書記録は、読書メーターに読み終わるタイミングで必ず感想を入れる形で行なってきました。毎月何冊読んだのかは把握出来ますし、今月は少なかったなとか振り返ることもできます。同じ本を読んだ人の感想も読めるので、とてもよいサービスだと思います。

では、なぜ「読書メーターとは別に記録しようと思ったのか」ですが、自分の中での知識の定着に最近疑問を感じてきました。読書はしているものの頭の中に何か残っている感覚が薄いと感じてます。本を読む目的というものは人それぞれあって、この本からこういう内容を吸収したいと思って本を手に取るはずです。最近、その部分を軽視しているなという感覚があり、明確にする手段としてブログに記載してみようと思ったのが、今回の読書記録をブログ化しようと思ったきっかけです。

何のためにこの本を読んだのか、その本から何を得たのかを自分自身に定着させることを目的として、アウトプットすることでより自分の中で深く読書と向き合えるのではないかと。

目標は週1冊のブログエントリー

過去の反省を踏まえて最初の意気込みを文字にして宣言しておくことは重要だと思いました。技術発信のブログを途中で更新しなくなったのは、明確に文字にしていなかったからだと反省しています。

今回は、週1冊のエントリーを目指します。つまり、一週間に1冊本を読んで、そのレビューを記載します。今までの自分の読書記録から大体月4冊程度は読めているので、ペースとしてはよいかなと思っています。読むジャンルは特に決めていません。おそらくビジネス書をエンジニア目線で伝えていくことになると思います。

ブログエントリーを定期的に行うために、毎週火曜日にアップするようにしていきたいと思います。また、過去に読んだものの再読もしていきます。改めて読んでみると違う気づきもあるはずですので。

それでは、今後ともよろしくお願いします。

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